ご挨拶

私たちは理容師・美容師の皆さまにハサミという分野で最高の製品をお届けすることを何よりの使命とし約三十年間、精進してまいりました。おかげさまで、日本国内はもとより、海外でも高い評価を受け、ご愛用頂いている方々が日々増加の一途をたどっています。
手造りのハサミは、造り手が多くなると品質にバラツキが発生する可能性があるため、私たちは二人でハサミを造っており、量産化することはできません。
機械で造られたハサミではなく本物の手造りを求められる理容師、美容師の皆さまにお応えできるハサミを造り続けていきます。

山端 公喜　Koki Yamabata

私は19歳の時、大阪で理美容ハサミの造り手としてスタートし、以後約40年この業界にお世話になっております。
40年の間、理美容ハサミは絶え間なく変化し続け、その時代に合った理美容鋏を手作業で造り続けることを心掛けてきました。機械化を勧めれたこともありましたが、理容師、美容師の皆さまも職人ですので、ハサミに対してこだわりが一人ひとりにあります。また人それぞれ手の大きさであったり指の太さや長さなどが違い、ハサミに手を合わせるのではなく自分の手に鋏を合わせて使って頂きたいと考えています。小さなことでもご要望があれば対応し「聞く耳を持つ職人」であり続けたいと思います。

山端 兼匠　Kensho Yamabata

私は幼いころから父が造る理美容ハサミを見て育ち、いつかは自分の手で造りたいと思い、造り手としてスタートしてから10年目になります。近年、機械化・量産化が進む中、手造りという昔ながらの手法で、時代に逆行したハサミ造りを一丁入魂の気持ちを持ちながら手作業で行っています。手に馴染むハサミというのは、きめ細やかな調整と仕上げが必要であり、手造りだからこそ生み出せると考えています。そのためにも基本に忠実なハサミを造ること。そして理容師、美容師の皆さまに満足して頂けるハサミをお届けできるよう父の技術をしっかりと継承し精進していきたいと思います。